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りんごの品種ふじは、11月に収穫するりんごです。
果実の肥大は、収穫期に合わせ時間をかけ徐々に肥大していきます。
8月は果実の肥大が活発になりますが、この時期雨が多くなると肥大が急激に進み、
つる割れが発生する果実があります。
ふじはつる割れが発生しやすいりんごと言われています。

りんごを切ってみました。
収穫時には傷は治って褐色に変色します。

サンふじつる割れりんご

つる割れりんごとは、つる元に亀裂が生じたものを言います。
一番目立つところの傷ですが、美味しいりんごのサインでもあります。

”つる割れ”はおいしいりんごのサインです。

りんご通は、”つる割れりんご”が美味しいことを知っています。

つる元に割れがあります

**つる割れ果の特徴**

つる元の傷の部分が治癒し褐変しますが果肉にはほとんど影響しません。

りんご自体が傷を治そうとするため養分を多く吸収し糖度が高くなります。

通常のサンふじりんごに比べ熟度が増し、蜜入りも早く進みおいしいりんごとなります。

早熟である為、食味期間は
2〜3ヶ月と通常のサンふじに比べ短くなります。

つる割れは発生率事態少なく、その年によってつる割れ発生率が異なります。

割れが特徴なこと、数量が少なく不定数なことから、特殊な販売形態となっているようです。